賃貸契約をして利用する
賃貸オフィスを利用するときにはオフィスのオーナーと賃貸契約をする必要があります。不動産の賃貸契約は宅地建物取引士に担当してもらわなければならないので、不動産業者に依頼して仲介を受けましょう。賃貸オフィスを借りるには希望の賃貸オフィスを選び、必要書類を提出して入居審査を受けることが必要です。審査が通ったら契約条件のすり合わせをして、契約書にサインするというのが基本的な流れです。賃貸オフィスは契約書の内容に基づいて利用することになります。利用するにあたって工事をしたい場合には契約書で問題にならないかどうかを確認したり、覚書を作成して工事を認めてもらったりしておくと良いでしょう。
原状回復工事をして退去する
賃貸オフィスから退去するときにも不動産会社や管理会社を介してオーナーと手続きをする必要があります。オフィスを移転するときや事業をやめるときなどには、退去希望日を決めて管理会社またはオーナーに通知しましょう。原則として1か月以上前に通知をしなければならず、遅れた場合には家賃を一か月分余計に払わなければなりません。通知をしたら原状回復工事をします。賃貸オフィスは借りた時点の状況に戻さなければ退去できません。電気工事や空調工事などをした場合には元の状態に戻す原状回復工事が必要です。オフィス什器や備品、クロスやカーペットなどもすべて撤去して元通りにします。経年劣化を除く傷や歪みなどもきれいに修繕して確認を受けたら契約を解除することができます。
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