自分の希望する条件を明確にする
賃貸住宅を選ぶ上で、最初に行わなければいけない作業が条件の絞り込みです。一口に賃貸と言っても、駅からの所要時間や内装設備に至るまで、物件ごとに特徴が大きく異なります。需要の増加に伴って物件の数も増えているため、都市部など人口の多いエリアは数十件近く用意されているケースも珍しくありません。漠然としたイメージで見切り発車的に行動を起こすと、いつまで経っても前に進めなくなります。不動産業者に問い合わせる前に、自分の中で譲れない条件、妥協してもいい点を明確にしておかなくてはいけません。先に条件を絞り込んでおくと、予算内に収まる物件が見つけやすくなります。
最寄り駅からのルートの安全確認
契約前の下見も物件選びの大事なポイントです。不動産業者のホームページや新聞のチラシには、スペースの問題で築年数や最寄駅からの所要時間といった基本情報しか掲載することができません。最寄駅からの所要時間はあくまで目安なので、歩くスピードで長くも短くもなります。大半が物件までの最短ルートを基準にしているので、必ずしも安全が約束されているとは限りません。特に郊外は夜間の人通りが少なく街灯もまばらなので、安全に帰宅するために夜は別のルートを通らなくてはいけないというケースもあります。契約をさせるために、マイナスのイメージになる情報を伝えなかったり、濁して回答する不動産業者も多いのが実情です。実際に自分の目と足で確認して判断をすることが、失敗しない賃貸住宅選びの基本になります。
小樽の賃貸は、水落としがあるかどうか、どのような暖房器具が設置されているかなど、寒冷地ならではの物件選びのポイントがあります。